2025年4月28日
インドネシア視察報告

2月25~28日の期間で
インドネシアのバナナ・パイナップルの生産地に行ってきました。
インドネシアは、バナナの生産量が約934万トンで世界第3位、パイナップルは約316万トンで世界第1位です。因みにフィリピンの生産量は、バナナが第7位、パイナップルが第2位となっています。(2023年FAO統計より)
然しながら、我が国の昨年のインドネシアからの輸入は、バナナが約3,720トンと僅か0.04%ほどで、パイナップルについては生鮮品がほとんどなく、缶詰等の加工品が主となっています。インドネシアの青果物は当社が中心に輸入を行っていますが、今後さらに伸ばしていく予定です。
バナナ産地にて
パインアップル産地にて
また、インドネシアはASEAN最大の人口であり(世界第4位)、国民の約87%がイスラム教徒で世界一イスラム教徒の多い国と言われています。本年のラマダン(断食期間)は、2月28日から3月29日までの1カ月間で、その間は日が沈むまでは飲食物は摂ってはいけないとされています(最近では信仰度合いにより食事を摂る人もいるようです)。その後、約1週間レバランと呼ばれるラマダンが明けたたことを祝うイスラム教の大祭が行われます。
当社は生産者の顔が見える商品作りをモットーに、産地とのパートナーシップでより良い商品を適切な価格で日本の食卓にお届けできるよう今後も努力してまいります。
