

冬熟すと濃い青紫色の果実が成ることから、その名が付けられたブルーベリー。
小粒ながら爽やかな風味と甘酸っぱさがあるのが特徴です。

以前はジャム用の果実としてお馴染みでしたが、最近では加工せずに食べられる生果のブルーベリーも売り場に多く出回るようになりました。
寒い時期になるにつれ生産が落ち着いていきます。
しかし、南半球は季節が逆のため、例えばチリ産、メキシコ産は
日本が冬の時期に旬を迎えることになります。
輸入品であれば、寒い時期でもブルーベリーの旬の美味しさが味わえます。
今回は、ブルーベリーの健康効果やおすすめの食べ方についてご紹介したいと思います。


ブルーベリーの栄養素で何といっても外せないのは、アントシアニンを含むことでしょう。
アントシアニンは青紫色のもとになる成分で、目の機能回復を助ける働きがあります。
パソコンやスマホなどで目を酷使する時間が多くなった現代において、
頼もしい栄養素と言えます。
また、アントシアニンは注目成分ポリフェノールの一種で、優れた抗酸化作用があります。
同じく抗酸化ビタミンであるCとEとともに、動脈硬化予防や老化防止が期待ができます。
ブルーベリーの食物繊維の含有量は3.3g(水溶性0.5g、不溶性2.8g)※可食部100g当たりで、
生の果物の中ではなんと上位クラス。
これは、ブルーベリーは皮も種もそのまま食べられることが影響しています。
皮も種も食べられることで、食物繊維を手軽に補給できる優れものなのですね。
食物繊維は、整腸作用を高め、便秘解消や大腸がん予防に効果があります。

ヨーグルトと一緒に食べる
腸の働きを活発にする食物繊維を含むブルーベリーは、
乳酸菌を含むヨーグルトと相性が良いです。
食物繊維と乳酸菌の相乗効果で、整腸効果が更にアップします。
冷凍して食べる
生のブルーベリーはあまり日持ちがしないので、すぐに消費できない場合は
冷凍を考えてみるのが良いでしょう。
実はブルーベリーを冷凍するメリットは、日持ちだけではありません。
冷凍することで、皮の細胞が壊れ、逆に生のブルーベリーよりも栄養素(アントシアニン、
食物繊維、ビタミンCなど)の吸収が高まるとされているのです。
そのままでも、冷凍しても、他の食べ物と組み合わせても美味しいブルーベリー。
皆さんもブルーベリーを食生活に取り入れて、楽しんではいかがでしょうか?
ブルーベリーの商品情報については こちら
