

野菜や果物の効能のひとつに、抗酸化作用があります。
抗酸化作用については、Vol.7「抗酸化力をアップさせる食べ物」でもお伝えしました。
抗酸化ビタミンとは、その名の通り抗酸化作用を持つビタミンのことです。
活性酸素による細胞の酸化を抑え、疾患予防、老化の進行を遅らせる等の効果があるとされています。
代表的なものはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEであり、これらは総称して
「ビタミンACE(ビタミンエース)」と呼ばれています。
ビタミンACEのはたらき
皮膚や粘膜を強化する働きがあります。
野菜や果物がもつβカロテンは、体内で必要量だけビタミンAに変わり、効果を発揮します。
美肌効果があるとして注目が高いビタミンのひとつです。
ビタミンAと同様、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
不飽和脂肪酸が酸化してできる、過酸化脂質の生成を抑える働きがあります。

体内のビタミンEは、細胞膜の中に多く存在し、体内の各組織に蓄えられています。
ビタミンEのもつ抗酸化作用によって、細胞膜にある脂質の酸化を防ぎ、
細胞の機能の維持を助けています。
ビタミンEはいったん抗酸化作用を発揮するとその効力は失われてしまいますが、
それを元に戻してくれるのがビタミンCです。
ビタミンCとビタミンEが共存することによって相乗効果が高まるので、
抗酸化作用がより強化されます。

当社が取り扱っているトロピカルフルーツ類にも、抗酸化ビタミンが多く含まれます。
マンゴーを例としてお話したいと思います。
マンゴーは、チェリモヤ、マンゴスチンと並んで、世界三大美果のひとつとも言われています。

濃厚な甘みをもつ果肉は、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、
各種の抗酸化ビタミンを
しっかりと含みます。
栄養豊富で美味しい旬のフルーツを、ぜひ味わってみてください。
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