野菜・果物などに関する健康情報をお届けします。
食安室通信
アボカドの栄養
~栄養素を知って更に美味しく食べる
濃厚でクリーミーな味わいが魅力的なアボカド。
今やスーパーで年中手に入れることができるアボカドですが、商品の多くが輸入品です。
アボカドは果物

アボカドはクスノキ科ワニナシ属に分類され、熱帯から亜熱帯の地域の常緑高木に実る果実です。
アボカドはサラダなどに使われるので、野菜だと思っている方も多いかもしれませんが、
実は果物に分類されます。

アボカドの特徴は、何と言っても栄養価の高さ
その栄養価の高さは、「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックでも認定されているほどです。

今回はそのアボカドの栄養素について、詳しく紐解いていきましょう。



アボカドの栄養素

アボカドは果肉に含まれる脂肪分が豊富であることから、「森のバター」と呼ばれています。

脂肪分の大部分はオレイン酸と呼ばれる植物性の不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸は、善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす働きがあり、
動脈硬化の予防に効果があるとされています。


その他にも、アボカドには以下の栄養素が含まれています。

カリウム
果実類の中でも豊富に含まれています。カリウムは、血圧の調整や体内の
ナトリウムの排出を促す効果があります。

食物繊維
アボカドの可食部100g当たりの食物繊維量は5.6gであり、水溶性食物繊維、
不溶性食物繊維がバランスよく含まれています。
食物繊維は腸内環境を整え、便秘の解消に効果的です。

ビタミンE
抗酸化作用があり、体の細胞を酸化から守る働きがあります。

ビタミンC
抗酸化作用があり、ビタミンEと協力して酸化を防ぎます。

ビタミンB群
エネルギー代謝を助け、疲労回復を助けてくれます。

アボカドの食べ頃とは?

アボカドは追熟する果物です。
お店で買ったアボカドがまだ硬いという場合は、家で食べ頃になるまで追熟しましょう。

外側(果皮)が黒っぽくなり、軽く握った時に弾力を感じるようになった頃が食べ頃です。

アボカドを取り入れると調理の可能性が広がる!

ここまで栄養の話をしてきましたが、アボカドの魅力は健康効果だけではありません。

柔らかくてコクのある果肉は、様々な料理と好相性
以下は調理の一例です。ぜひ参考にしてください。


(例)

トマトや海老などの魚介類と合わせて華やかなサラダに…
パスタの具材やソースの代わりとして使いジェノベーゼ風に…
サーモン、マグロなどと合わせて洋風お寿司の具材として…
熟して柔らかくなった果肉は、つぶして濃厚ディップに…


※紹介メニューは一例です。


いかがでしたでしょうか。
アボカドは美味しくて、栄養的にも良好な食材です。
積極的に活用すると良いでしょう。

ただし、良質な脂肪が多いとはいえ、アボカド1個(可食部約140g)のカロリーは約246kcalで、
ご飯一杯分(約234kcal)に相当します。
食べ過ぎると肥満につながるおそれがあります。
1日1/2個程度を目安として、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

アボカドの商品情報については こちら