アンディーブは園芸作物で、ベルギーで栽培が始められたことから、「ベルギーチコリ、ベルジアンチコリ」とも呼ばれます。
ちなみにチコリとは英語名、アンディーブはベルギーの公用語のひとつのフランス語で、フラマン語(ベルギーで話されているオランダ語の諸方言の総称)の“白い葉”という意味を持つウィットルーフと呼ばれることもあります。
暗室で栽培することで小さな白菜のような見た目になります。シャリシャリした歯ざわりとほろ苦さが特徴で、独特の香気もあります。
日本には江戸末期か明治初期の頃に入ってきたと言われており、菊苦菜(キクニガナ)という和名がつけられています。
【 供給期間 】
通年
栄養成分表示 可食部100gあたり(生) |
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エネルギー | 16kcal |
たんぱく質 | 1.0g |
脂質 | 微量 |
炭水化物 | 3.9g |
糖質 | 2.8g |
食物繊維 | 1.1g |
ナトリウム (食塩相当量 |
3mg 0g) |
葉酸 | 41μg |
(日本食品標準成分表2015年版(七訂)より) |
【 産地 】
オランダ【 産地情報 】
施設園芸野菜の本場・オランダで、水耕栽培されています。土壌はまったく使用されず、栽培中に必要な栄養は、コンピューター分析により常に理想的な肥料を用いて育てられます。